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7 拡大解釈や過小評価をしがちな人はウツになりやすい




私たちは、日常生活のなかで、自分の身に起きたできごとを拡大解釈したり、過小評価したりするという行為をごく普通にしています。それは、人間のきわめて自然な心の動きといえるでしょう。

たとえば、ひとつのことがうまくいくと、「オレは天才だ」「私には才能があるのかもしれない」という気になってより高いハードルに挑み、それをクリアしてしまう人は、自分の能力を拡大解釈して成功に結びつけているといえます。

また、成功に対して、
「今回は運がよかっただけだ」
「まだ努力が足りない」
と反省する「勝って兜の緒を締める」タイプは、いい意味で自分の力を過小評価しているのかもしれません。

どちらの人も成功するためには、どうしたらいいかと考えている点で、たとえ失敗したとしても大ケガにはつながらないし、ウツになることもないでしょう。
★ 気持ちがネガティブになると拡大、縮小の心理が働きやすい

心の危険信号として注意したいのは、気持ちが後ろ向きの状態で、自分の能力を疑うことに拡大、縮小の心理が働くことです。

たとえば、営業に配属された新入社員が大きな契約をとったとします。
上司から「よくやった」と褒められたものの、「でも、もう少し積極的にやっていれば、もっと早く取れたかもしれないな」と注意されました。

上司にすれば、今後のためにアドバイスしただけなのに、本人は、褒められたことなどすっかり忘れて、
「オレは営業には向いていないのかもしれない。上司もそう思っているはずだ」
とネガティブな面だけに目が向いてしまって悩んでしまう。

これなどは、自分のプラスの部分(営業力)を小さくしか見ることができず、逆にマイナス部分(消極性)ばかり拡大して見てしまい、辛くなってしまった例といえるでしょう。「被害妄想」も同じような心の動きです。

これは、人間が持っている防衛本能と関係があるのかもしれません。

褒められて浮かれた気分でいるところに、突然辛い現実を突きつけられたことがあるとします。そういう経験をすると、その気分のギャップを嫌うあまり、「どうせ悪いことが起こるのだ」と先取りで悪い状況を意識し、ひどい事態に直面したときのショックを和らげようとするようになるのです。



★ 心の防衛本能を頼りすぎると危険

そうした経験によって防衛本能が身につくのはしかたないし、便利な方法ではあるのですが、頼りすぎると危険です。

「きれいですね」
と男性がせっかく褒めてくれているのに、その言葉を過剰に意識して
「あの人は私の外見ばかりを見て、中身を全然見てくれていない」
と、どんな男性に対しても偏見を持ってしまう女性を見かけます。

そうした女性は、美貌というプラス面を過小評価し、マイナス面(自信の持てない中身)を拡大解釈して、考え方がゆがんでしまい、冷静な判断力を失っているのです。

たしかに、「心の虫メガネ」を使うことで、自分を励ましたり、謙虚な気持ちになったりすることはできます。ですが、いつも使うのではなく、ときには虫メガネを外した裸眼で自分自身を見つめることも必要なのです。

とくに、失敗や問題から目をそらさずに見つめることが大切でしょう。

心の虫メガネで拡大・縮小していては、自分では欠点を見ているつもりでも、極端に決めつけてしまっているだけで、真の姿をきちんと見据えていることにはならないからです。


★ 拡大解釈や過小評価に偏らないためには、次のことが大切

先ほどの例でいえば、上司に「積極性をもて」と注意された新入社員は、どうしたら積極的になれるかを考えて、周りの先輩社員のやり方をまねてみる。外見ほど中身に自信を持てない女性であれば、周りが自分の能力をどう見ているのか聞いてみる。そうした姿勢が必要でしょう。

嫌いなものに目を向けるのは人間誰しも苦痛ですが、見たくないと目をそらし、見てしまえば大したことがないものまで避けてしまうと、人生の選択を狭めてしまうことになりかねません。

逆に、「時代が自分についてくる」と豪語して、ものごとを都合のいいように解釈して、都合の悪いことには目をつぶってしまうベンチャーの起業家がいます。

それくらい思い込みが激しくないと、プレッシャーに押しつぶされてしまうのかもしれませんが、そうした主観的な考えがエスカレートすると、やがては同じように精神のバランスを失ってしまうことになります。

いくら時流に乗っていても、ときどきは走るスピードを緩めて、周囲の状況と自分を見比べてみる。そうした柔軟さが正しい心のバランスを取り戻すためには必要なのです。

自分の長所に気づいたり成功したりして心にゆとりがあるときにこそ、嫌いなものを見つめてみましょう。そのときが、考え方のゆがみを治す絶好のチャンスなのです。




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