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4 マイナス言葉で自分を追い込む人はウツになりやすい




★ 上手くいかないときの言葉遣いが大切

同じ失敗を繰り返したり、何をやってもうまくいかなかったりという経験は、誰にでもあるはずです。そこで、失敗の原因を見つけて対策を立て、「大丈夫、今後こそうまくいく」という強い気持ちをもてれば何の問題もありません。

しかし、人間誰しも、落ち込んだり辛い気持になったりすることはあります。それがエスカレートして、マイナス思考やマイナス言葉が体に染みついてしまうと事態はややこしくなり、ウツになる原因にもなります。

心の余裕がなくなって、思考が偏ったものになり、つまり「100点でなければすべてムダ」という極端な考えに陥ってしまうのです。

★ マイナス言葉や否定言葉は使わない

そんなとき注意したいのが、自分の言葉遣いです。

「ひどい状況だ」「不可能だ」「もう終わりだ」「最悪」「最低」・・・。

人間というのは、上手にことが運ばないと、知らず知らずのうちにこうした抽象的でネガティブなマイナス言葉を安易に使いがちです。

無意識に自分の口から出たその言葉が、いつの間にかひとり歩きを始めて自分を責めていることがあります。そうなると、思考の悪循環が始まって、最後はやはり「生きるか死ぬか」というところまで追いつめられてしまうのです。

抽象的な表現で、自分を追い込んでしまう「NGワード」というのは誰にでもあります。しかもそれは、自分で口にしなくても、人から言われて落ち込むこともありますから、厄介です。



★ マイナス言葉を使っていると気づいたら言葉の置き換えをする

もし、辛い気持になって、そのとき自分が抽象的なマイナス言葉を使っていることに気づいたらどうすればいいのか。

いったん立ち止まって、もっと具体的な言葉に置き換えてみるといいでしょう。

そもそも「辛いなあ」という言葉自体、とても抽象的で相対的な表現です。その言葉に巻き込まれていくと、「辛い、ダメだ・・」と考えてしまいます。

だから、「辛い」とか「死にたい」と考えるのはタブー。
「辛い」「死にたい」ではなくて、
「死にたいほど辛い気持になることがある」
「死にたいほど辛い気持になるのは、いま私が解決できない問題を抱えているからだ」
「死にたいほど辛い気持になる問題を、いま私は抱えているが、解決しにくいのはいまの状況が悪いせいで、状況が変われば解決できないわけではない」
というふうに、自分が何によって悩んだり、苦しんでいるのかをとことん考えてみます。

理屈っぽくて、日常会話としては不自然な表現に感じますが、最初は強調するくらいに考えてみます。しつこく、しつこく考えるクセをつけて、辛さの原因は何なのか、結論を出すようにすることが大切です。


★ 辛さの原因を突き詰めていくと辛さの正体がわかる

たとえば、こんなふうに考えていきます。
「死にたいほど辛い。その理由は返済を迫られている借金があるからだ」

「死にたいほど辛い。その理由は、返済を迫られている借金があり、それを返すには2年くらいかかるからだ」

「死にたいほど辛い。その理由は、返済を迫られている借金があり、それを返すには2年くらいかかるが、相手はいまにも訴えてきそうな勢いだからだ」

「死にたいほど辛い。その理由は、返済を迫られている借金があり、それを返すには2年くらいかかるが、相手はいまにも訴えてきそうな勢いだからだが、もっといえば、自分がそういう状況になると、妻子が肩身の狭い思いをするのではないかと思うからだ」

このように考えていくと、最初は「借金がある」のを苦にして「死にたい」と思っていたはずの自分の気持ちが、だんだんと具体化していき、やがて辛さの正体がはっきりと見えてきます。

つまり、借金は辛さの原因の入口ではあるけれど核心ではなく、結局は「愛する家族を悲しませることになる」ということこそ、辛さの核心だとわかってくるのです。

そこにたどりつければ、あとはその辛さの核心を解決できる方法を考えればいいわけです。

たとえば、仕事でつまずいて、苦しい状況に追い込まれていることを妻や子どもに正直に打ち明けてみる。そして、「迷惑をかけると思うが、2年我慢してほしい。必ず立ち直って見せるから」と説得してみる。

こうすれば、そこは家族ですから、逆に励ましてくれることもあるでしょう。その結果家族の絆が深まり、仕事のほうにも張り合いが増して、すべてが好転する可能性だってあります。

もちろんそうしたところで、すぐに辛さから抜け出せないこともあります。ですが、まずは、理屈で納得できるように考える訓練をすることです。それができてはじめて、感情もほぐれていくのです。

言葉を抽象的なものから、より具体的な表現に言い換える過程で、その解決策もより具体化するでしょう。そうすれば、思考と行動の悪循環にブレーキがかけられるはずです。




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