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★早朝に目が覚める うつ病に多いのは、夜眠れないタイプの人が多く、たとえ寝ても熟睡ができず、午前3時とか4時に目が覚めてしまうようです。眠れないから、結果的に早く起きてしまい、それが悪循環になっています。 目が覚めても睡眠不足ですから、体はけだるくて重く、本人ももう1回眠ろうと努力はしますが、寝付くことはできません。 そうなると、いろいろと頭の中でストレスを感じていることを思い出すことになったり、そのことで辛かったときの気持ちがよみがえってきます。 悪いことに、目が覚めたといってもうつ状態での覚醒ですから、布団から出て何かをするという気持ちにもなれず、だるい体で気持ちが落ち込んでいくだけです。 そうして、眠れないまま、あれこれ思い悩み、朝を迎えることになります。 ★睡眠不足の悪循環
★ 寝てばかりいるタイプもある 反対に、一日中眠ってばかりいるような過眠の人もまれにいます。これは若い女性に多く、「寝ているほうが楽だから」と、昼も夜も寝ているようになります。 不眠はうつ病の特徴のひとつですが、よく眠っているからうつ病ではないと言い知れないところがあります。そうしたことも含め、診断は非常にしいともいわれています。 うつ病らしき兆候、あるいは特徴的な症状があっても、それだけで見極められないところが心の病の複雑なところでしょう。 |
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