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うつ病で現れやすい4つの症状 誰でもストレスがたまってくれば、やる気がなくなって虚無状態になることもありますが、ただ健康な人は、しばらくすると、気力が平常に戻るものです。 ただ、うつ病になりますと、気力が減退したまま戻らない状態が続き、そういう人は、次のような特徴のある行動や気分を生じやすいです。 ★自責の念が強まる 気分が滅入ってはいても責任感が強いため、すべての結果は「自分の責任になる」と思いつめることが多くなります。 最悪のケースでは、絶望的な見方が支配的となり、「このようになったのは、すべて自分のせいだ。自分がいなくなれば、家族や同僚に迷惑をかけることもないだろう」と、自分を自ら追い込んでいきます。 ★集中力が散漫となる うつ病は精神気力が低下して睡眠障害とか体調不良が伴うため、思考力が鈍ったり、深い考え方ができなくなり、ものごとの判断が正確・的確にできなくなります。 ★感情障害が出やすい うつ病は、精神にエネルギーが不足している状態であり、精神がエネルギーが低下すると、楽しいとか、うれしいという気分が起こらなくなり、どうしてもマイナスの感情に支配されて、「物悲しい」「さびしい」「孤独だ」と思うようになり、何をやるにしても、ばかばかしくなってきます。 ★欲望がなくなる 何かをしたいという欲望を持つことは、それなりの精神エネルギーがいるものですが、うつ病の人は、すべてにものぐさとなってやる気が起こらなくなります。 家庭では、顔を洗ったり歯を磨くこともおっくうになり、女性なら、家事をこなすことにもまったくやる気がなくなったり、すべてにルーズになって、日常生活がどうでもよくなってきます。 |
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