|
★結婚しても、仕事をとっても、苦労が多い 女性の33歳頃は、結婚して数年が経ち、お産の時期になることと、実家の庇護からも離れ、夫との新しい家庭環境を築いていく年ごろです。加えて、育児の煩雑、夫の親や親戚づきあい、近所づきあいの心理的不安がある年代で、何かあって当たり前の年ごろです。 このように結婚すれば、夫婦間の問題、嫁姑という古典的なストレスが生じ、子供ができなければ、「子供はまだ?」という周囲からのプレッシャーが重くのしかかります。無事に子供が生まれれば、育児の負担はもっぱら母親にかかってくることになります。 一方、仕事を選択すれば、男性と肩を並べて仕事をしなければなりませんが、女性だからと甘えは許されません。肉体的にも男性と比べてハンディがありますので、やはりストレスは大変なものです。 家庭と仕事を両立させようと思えば、精神的にも肉体的にも大変な負担を抱え込みます。 ★理想と目標が高いから自ら破綻を招く 新婚当時は夢も多く、夫婦で理想を語り合っていたものですが、子どももできて何かと忙しくなり、あれほど気を遣っていたヘアスタイルやファションもいつしか忘れ、生活に疲れきってしまうものです。 一方、テレビなどでは、理想の夫婦像や家庭のあり方を虚像によって創り上げており、見た者は、ついこれが現実なのかと思って、自分の今の姿とテレビの虚像を比較して、「こんなはずではなかった」「こんな生活で終わりたくない」と気が焦り、不眠になったり、気分が落ち込んだりします。 こんなときは、もう少し冷静になって、今の恵まれている環境を再認識して、高い理想を少し下げて幸福のハードルを下げましょう。 |
|
|
Copyright (C)2014. うつ病の診断・原因・症状・治療と接し方 All rights reserved. |