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女性の場合、人間関係のトラブルがきっかけでうつ病になる確率が 男性より圧倒的に多いようです。 特に、現在のように女性も社会進出が進みますと、男と同様に強いストレスに晒される機会は多くなり、仕事でも人間関係でもちょっとしたトラブルが原因で発症するケースが増えています。 ただ、女性は男と違って、仕事そのもののストレスよりも、仕事を通じての女性同士の人間関係が大きく影響しており、仲間に馴染めずにストレスがたまる場合もあれば、深い付き合いによって、逆にストレスが増大することもあるようで、人間関係というのはむずかしいものです。 集団の中で阻害されたと感じることによる孤立感や過度の干渉によるイライラでうつ病に発展する人もいます。 さらに、結婚している女性なら、嫁姑の問題とか夫婦のすれ違い、子供の教育など、家庭での人間関係もうつ病の原因になります。 とくに自分の心を抑制して、姑に仕えようとしますと、どうしても心の中に不満がたまり、その発散のやり場がなくなり、そして「この状況から逃げ出したいが、逃げられない」という葛藤から、いつしか深いうつ状態に陥ってしまうというケースです。 理想の妻を演じようとすればするほど、ストレスを抱え込むことになるため、姑には「嫌われても仕方がない」と割り切るぐらいでストレスをためないようにするしかありません。 あまり夫にも姑にも逆らわずに、耐えて辛抱しようとすれば、心のどこかに無理が生じ、それがたまりにたまって、ストレスが爆発しますので、少しぐらい気の利かない嫁を演じるぐらいで調度良いのです。
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