TOP > 現代人に多い「うつ病」とはどんな病気なの? >うつ病を発生させる大きな原因はストレスの蓄積 | |||
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私たち人間は、生きている限りストレスと付き合っていく宿命にあります。 たとえば、大きな仕事を任されたときに、どんな有能な人間では、「ようし、やってやるぞ」と意気込む反面、「果たしてこんな大役務まるだろうか」という不安を抱くものです。 その不安はストレスに当然なりますが、そのストレスがあるからこそ、仕事に緊張感も生まれ、やる気も起こってくるのです。 このように、ストレスは活動力を生み出すエネルギーでもあるわけですが、こういうストレスが日ごろから積み重なっているとしたらどうでしょう。 いろいろなストレスが蓄積され、どれもこれも気になりだしますと、やがて心がストレスに占領されて跳ね返す力もなくなってきます。 そして、疲れやすい、眠れない、無気力状態となって、さまざまな「うつ症状」が現れるようになります。 一般的に言えることは、精神気力が強くてストレスを栄養剤にできる人もいますが、生まれながら精神気力が弱いと、ストレスが過剰に感じられて「うつ病」になりやすいのです。 それと、ストレスを自分がどう感じているかということも問題です。 特に真面目で勤勉実直な人は責任感が大変強いですから、どんな仕事も完璧にこなそうとしますが、何の世界でも、モノゴトを完璧にこなすことは至難の業です。 ですから、少しでも仕事の出来具合が悪いと、それが気になって仕方がなくなり、慢性のストレスを抱え込むことになります。 こういう人は、仕事が順調にいっている間は良いですが、仕事のトラブルや、あるいは家族の不幸ごとなど仕事以外での心配ごとが増えますと、精神気力のエネルギーよりストレスのエネルギーが大きくなって、うつ病を発生することがあります。 |
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