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★自分を褒めることが大切 うつ病になりますと、自分の行動や考え方を悪いほうに悪いほうに考えてしまうものですが、これはダメです。 今までの出来事を素直に反省することは良いとしても、「自分は生きていても何の役にも立たない」「こんな何もできない自分なら、死んでしまったほうが良い」などと思い込むのではなく、「あれは単純なミスでみんなに迷惑をかけてしまったが、あの企画については採用もされて評価されている」と、良い面に目を向け、自分を褒めるクセをつけましょう。 うつ病になったのは、一生懸命生きてきた結果なのですから、自分を責めないで、いたわってあげましょう。 ★暗い考え方は暗い結果を引き起こしやすい 人間は悪いや暗いことばかり考えていますと、口から発する言葉だけでなく、身振り手振りや行動にも、悪いことを引き寄せやすい雰囲気を作ってしまい、周囲からもそのように見られてしまうものです。 「この契約を成功しなければ、今度の春の昇進はないかもしれないが、これまでいつもつまらない失敗でご破算になっている」などと気弱な考えをしていると、どうしても交渉相手に自信のなさが自然に伝わり、「この人との契約は本当に大丈夫だろうか」という気持ちを起こさせます。 一般的に暗い考え方をしていると、悪い運勢を引き寄せやすく、悲観的な考えが的中しやすいものです。 反対に、「この前は、ちょっとした説明不足で行き違いが生じて、契約が成立しなかったが、今度は、その点をしっかり勉強しておこう」と、次の機会に挑戦する気持ちになれば、それは現実的で前向きな考えであり、次回の成功につながります。 うつ病を治すためには、そうしたくらい考えを明るい考えに修正していくのが一番です。 |
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