Menu ▼
|
|
うつ病についての認識が世間一般に広がるようになりましたが、「心の病」に対する社会的理解も深まってきたのではないでしょうか。 ただ、うつ病が他人事のあいだは良いでしょうが、自分の身に降りかかってきますと、なかなかうつ病を認めない人もまだまだ多くいます。 「まだまだ頑張りが足りないから、この程度の仕事の成果しか出ないのだ」とか「疲れなどというものは、精神気力が足りないからで、まだまだ修行が足りない」などと考えては、自分自身の心ににムチを打っては、心のストレスと闘っている人がいます。 うつ病は誰にでもかかる可能性があり、それは真面目に責任感をもって仕事に取り組んでいる証拠であるから、何も恥ずかしがる必要はありません。 専門医のもとで治療を すれば、うつ病は正しく治療をすれば必ず治る病気であるので、先ずは受診することが大切です。 あまりうつ病の知識のない人は、「あいつ、性格が陰気だし協調性もないし、こんなことだから病気になるんだ」「うつ病は治る治ると専門医は言っているが、完全に治った人なんか見たことがない」など、いい加減なことを言いますが、「うつ病は病気だから治る」という信念を持つことが大切です。 うつ病を治す方法として、「精神療法」や「薬物療法」のほかに、心と体を休ませる「休養」、あるいは発症のきっかけとなったストレスを取り除く「環境調整」などがありますが、本当に治るためには、うつ病の人の自覚と認識が必要です。 いかに、治す方法があるとしても、外科的な治し方ではないので、自分自身の意識改革もする必要があります。 それらの意識改革のヒントを次項目から説明しましょう。
|
|
|||
| Copyright (C)2014. うつ病の診断・原因・症状・治療と接し方 All rights reserved. | |||||
