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私たちは良くも悪くも人間だ。 人間だからこそ幸せと感じることができ、不幸せと感じることができる。 これってほかの生物にはできないことだ。 そう考えるだけでも人間はすごい生き物だと思う。 それで私たち生物はとてもちっぽけな存在でもある。 地球規模でみるとほんの小さなホコリ、いやそれ以下だろう。 それでも私たちは生きている。 生き続けている。 いつかは死ぬが、死のうが生きようが地球は回っている。 私たちを載せた宇宙船地球号は動き続けているのだ。 私たちは生きているというよりも生かされていると言ったほうがいいかもしれない。 自分の力で生きているように感じるが、巨大な食物連鎖の中で生きている。 ほかの動物がいないと生きていけない。 私たち人間には天敵はいないと言われている。 それでも巨大な敵がいる。 それは人間だ。 うつになった人は自分という病気に苦しんでいる。 自分しかその病気の苦しさはわからない。 その辛さは言葉で表現することができない。 適切に辛さを言語化する言葉が存在しないのだ。 それゆえに辛い。 しんどいという月並みな言葉でしか表現できない。 うつと一言で言っても様々な疾患がある。 本やネットにも載っていない症状が出ることもある。 それを言葉で伝えられないのが病気の辛いところだ。 離婚も同じで敵は人間だ。 相手がいて初めてその現象が成り立つ。 |
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