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休日は二人でスーパーに買い物に行き、一緒に野菜炒めなどを作った。 カレーもうまい。 当時は私がイタリアンで働いていたこともあり、パスタを作るのが得意だった。 バイト先で覚えたレシピを参考に、家でもできるオリジナルのパスタを作って彼女をもてなした。 彼女は美味しい美味しいと言って食べてくれた。 多くの料理は一緒に作ることが多かったが、パスタは私がリードして作ることが多かった。 他にもリゾットやピザなんかも作っていた。 そして一緒にテレビを見たりDVD を見たり漫画を一緒に見たりして遊んでいた。 日曜の夜になってサザエさんが始まる時間帯になるというので、彼女は帰ることになった。 私はとても淋しい気持ちになった。 もっとずっと一緒にいたかったのに。 胸が引き裂かれる思いだ。 それで彼女を駅まで送っていって、手を振ってさよならをした。 彼女はそこからまた三時間かけ岐阜の実家に戻っていくのであった。 とても辛かったと思う。 往復六時間を隔週に、しかもそれが二年半続くことになるのだから。 彼女は小説を読んでいたと言っていたが、その長旅はとても疲れただろう。 本当にお疲れ様でした。 |
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