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日本人の中では、ＡＢ型はもっとも割合の少ない血液型ですが、このＡＢ型がうつになるとしたら、どういう場合に起こるのか、考えてみましょう。 ＡＢ型の行動パターンは、Ａ型とＢ型の特徴を備えており、比較的把握しにくい性格ですが、繊細な心の持ち主で、その上、ユニークで、誠実几帳面で猜疑心が強いところがあることと、物事を決断するのに時間がかかり、優柔不断な部分があります。 一見、穏やかな人格者に見えますが、ときにやや反抗的な態度をとったりすることもあります。 物事の本質をはっきりと見極めるのが苦手で、判断力に欠けるところもあって、それで結果的に、人の悪口を言ってしまったり、相手が傷つく行動をとってしまうことがあるから、知らず知らず人間関係を壊してしまう恐れもあります。 Ａ型とＢ型の両方の特質を持つことから、二重人格を持っていると言われていますが、確かに誠実で温厚な反面、ときに大胆な行動に出たり、、上司への反抗的態度となって、日によって考え方や行動パターンが変わり、突然予想もつかないような行動に出ることもあります。 それでは、ＡＢ型のどこにうつ病になる要因を秘めているのか。 ある意味では、Ｂ型の趣味嗜好に対する打ち込み型に、Ａ型の気まじめさがプラスされるため、非常に粘り強い努力家でコツコツと勉強や仕事に打ち込み、自分の世界に対する執着は強く、マニアックな世界にのめりこみます。 このような、一面狂人的なマニアック性のために、周囲からの罵声などには負けませんが、自分の内面の弱さのため、自分の理想と現実に大きなギャップができ、それが「うつ病」を引き起こす原因となる可能性があります。 また、Ａ型の特質も備えており、それが極端に出ることもあります。 Ａ型の自己規制ですが、ＡＢ型の場合は、自分の信念や義理、人情を人一倍重んじるため、逆にそのことが自分の心を縛ってがんじがらめにし、自分の生きるエネルギーとか精神気力を奪ってしまうことになり、結果的に、精神気力が極端に弱まり、うつ病の原因になることがあります。 確かに、うつ病になるのは、一概に血液型だけで説明できるものではありません。 自分の置かれている家庭環境とか、生まれ持った体質、自分の所属する仕事環境、恋愛事情など、いろいろな要素が複雑に絡み合ってストレスが極限状態になり、それが「うつ病」の引き金になるものですが、それに至るまでの思考回路は、血液型の性格が大きな影響を持っているのではないでしょうか。
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