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この本を書き終えて、いま思うことは、「密かな達成感」です。まさかうつに苦しんでいる中で、一冊の本を書けたということ、そして出版できるなんて、思ってもみませんでした。これは、ものすごく自信につながりました。「うつに苛まれても、離婚で苦しんでも本を出すことができるんだ」ということに素直に生きていてよかったと思います。 この本が多くの人に読まれ、「うつでも懸命に生きている人がいる」「離婚してもへこたれずに生きている人がいる」と、励ましを与えることができれば、言うことはありません。また、共感して、「自分もがんばって生きよう」と思って頂ければそんなに嬉しいことはありません。もちろんがんばる必要はありません。 私も、これまで「がんばってきた」ことがアダになった結果ですから、これからはなるべく力を抜いて生きていこうと思います。そして多くの人の力になれればと思っています。うつカウンセラー、離婚カウンセラーとして、「一人でも多くの人の希望の光になりたい」、そう思っています。 最後に、この本を担当、編集して頂いた中村様には、心よりお礼申し上げます。そして、両親を初め、私の周りにいる全ての人たちに感謝したいと思います。ありがとうございました。 |
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